昨日深夜、NHKでハイビジョン特集、と銘打って放送してました。

著作権的にどうか知らないけど打っちゃえ!!(まずかったら誰か指摘してください)
「千の風になって」っていうのはこういう詩です。

私のお墓の前で泣かないでください 
そこに私はいません
眠ってなんかいません 
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹き渡っています

秋には光になって
畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように
きらめく雪になる

朝は鳥になって
あなたを目覚めさせる
夜は星になって
あなたを見守る

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません
死んでなんかいません 
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹き渡っています


何のきっかけで、どんな媒体を通して知ったのか自分でも覚えてないけれど、夏あたりに秋山雅文さんという方がこれを歌詞にして歌ってるのをテレビで見ました。

この詩にいろんな曲がついて世界中で聞かれているそうなんですが。
LIBERAも歌ってました。年末になるとLIBERAに出会うなぁ、なんて去年を思い出したんですが、すごく綺麗な、静かな、荘厳な曲でした。

この番組で印象的だった言葉をいくつか。
「悲しみは贈り物」
「生きるために人生はある」



亡くなった人を思い出すことは、辛くて、しんどいことです。
私からみれば、小1・中1の時の担任、祖父。そして父。

父が逝ってもう少しで5年です。
あっという間だったのか、そうじゃないのかよくわからないけど、とにかく5年。
でも、「5年も経ったのか」と思ったってことは早かったのかな。

母の年齢がもう少しで父と同じになって、通り過ぎていくこととか、私が高校生だったのにもう少しで大学を卒業してしまうこととか、時間って問答無用で流れていくもんなんだな、って思うのです。
とまってなんかくれないし、もちろん、戻ってはくれない。
でも、戻ってもまた同じことを繰り返すのなら、それはいやだな。
戻ったら今が違ってるかもしれないし。「現在」の私がありえないのもなんだかイヤ。

私は実家からこっそり一枚だけ父の写真を大分に持ってきています。
部屋に飾ってある唯一の写真が父の写真。たぶん、私が小学校くらいの時。
その写真に普通に話します。実家ではまったくしないことなんですけど、一人暮らしの部屋ではできる。
何が違うのかは私自身謎なんですけどね。

とか軽く感傷的なことをちらりと語ってみたり。